Achievement
システム開発
顧客管理システム
(PHPバージョンアップおよびLaravelバージョンアップ改修)
セキュリティ対策の一環としてPHPおよびLaravelフレームワークのバージョンアップを検討している。
現在全国で5,000店舗超で利用されている大規模システムのため、レガシーコードの改修課題が複数あり、現在複雑に連携されているフロントエンドWebシステムやバックエンド業務システムなど4つの別システムへの影響が懸念される。
又、PHP6系からPHP8系へのバージョンアップとLaravel5系からLaravel8系へのバージョンアップとなり、双方ともにメジャーバージョンアップを複数またぐため、そちらの影響も懸念される。
PHPとLaravelそれぞれのバージョンアップに伴い使用不可であったり、利用が非推奨となるビジネスロジックやパッケージを全てリストアップし、コード全体も徹底的に調査しデグレードが生じないよう対応しました。機能設計と差異を発生させないように、又、バージョンアップ前のソフトと同様の挙動となるよう、細密にテストを実施し、別システムとの連携も確保されたコードへ改修しました。
存在する仕様書を盲目的に信じるのではなく、ソースコードベースから読み解きバージョンアップ対象のリストアップを行ったため、仕様書に記載の無い機能などについてもお客様に確認しつつ全て対応し、全く問題が発生しない改修に努めました。